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広島県医師会 「21世紀、県民の健康とくらしを考える広島県民フォーラムについて(報告)」 |
広島県医師会では「21世紀、県民の健康とくらしを考える会」(20団体で構成)の主催により、今年度の広島県民フォーラムを開催しました。今回は「安心してくらすために―ご存知ですか命の宝箱―」をテーマに、県民への命の宝箱の周知を目的に企画しました。命の宝箱とは、自宅で体調が悪くなり救急車を呼ぶ時など、万一の際の備えとして「命の宝箱」に持病やかかりつけ医、緊急連絡先などの情報を自宅の冷蔵庫に保管しておくことにより、スムーズに救急医療を受けることができる仕組みです。 当日は寒波の到来する中、約1,200名の県民に参集いただきました。兵庫大学生涯福祉学部の村上須賀子教授の基調講演では、「無縁社会」をキーワードに血縁、地縁が薄くなりつつある現状、ひとり暮らし世帯の急増による弊害、兵庫県の公営住宅での見守り活動を紹介されました。基調講演を受けて「寸劇」が演じられ、突然の病気への備えとして「命の宝箱」という手段があること、そして具体的な使い方を紹介されました。 特別講演は「もしもあの時命の宝箱があったら」と題して、加トちゃんの愛称で親しまれている加藤茶氏にご講演いただきました。自身の病気の経験を踏まえて、かかりつけ医を持つこと、人生において目標を持つこと、そして家族とこまめに連絡を取ることの重要性についてユーモアを交えてお話しされまし た。 ◆問い合わせ先:広島県医師会 TEL:082-232-7211 |
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