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定例記者会見 「男女共同参画に関する成果目標を設定」―日医 |
保坂シゲリ常任理事は3月9日、記者会見を行い、男女共同参画に関する積極的な成果目標「女性一割運動」を日医が設定したことを明らかにした。
男女共同参画に関しては、昨年12月に、第3次男女共同参画基本計画が閣議決定され、このなかには平成15年に掲げられた「社会のあらゆる分野において、2020年までに、指導的地位に女性が占める割合が、少なくとも30%程度になるよう期待する」という目標が改めて明記されるとともに、各分野の女性の積極的登用についての成果目標が掲げられた。今回の成果目標は、これらのことを踏まえて、日医においても改善措置に関する取り組みを積極的に進めていくために設定されたものである。
具体的には、(1)平成24(2012)年度までに、会内の委員会委員に女性を最低1名登用し、委員会委員に占める女性の割合を1割とする、(2)平成26(2014)年度までに、理事・監事に女性を最低1名、常任理事に女性を最低1名登用し、役員の女性の割合を1割とする―ことが目標として掲げられている。
同常任理事は、「今回の目標を実現出来るか否かはわれわれの努力にかかっており、達成出来るよう努力していきたい」と述べるとともに、今後は、会内の男女共同参画委員会等で目標実現ための具体策について検討していく意向を示した。
◆問い合わせ先:日本医師会企画課 TEL:03-3946-2121(代)
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