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在宅医療連絡協議会を立ち上げ―日医 |
日医はこのほど、地域包括ケアにおける病院・診療所等を含めた医療提供の 在り方等の検討を行うため、在宅医療連絡協議会を立ち上げることを決定した。
2025年には、65歳以上人口が3,600万人(全人口の30%)を超えると言われ、 さらには戦後ベビーブーム世代が75歳以上になると推計されている。こうした 状況の中においては、ますます在宅医療が重要となることが考えられ、国を始 め、各団体では在宅医療に関するさまざまな検討を始めている。
こうしたことを踏まえて、日医でも高齢になっても住み慣れた地域で生活を 続けていくことを念頭に、在宅医療に関して協議する場を設けることが必要と の考えの下、今回協議会を立ち上げることとなった。
担当の鈴木常任理事は、「在宅医療支援診療所や在宅医療支援病院だけでは なく、会員の先生方が在宅医療に関わりを持ってもらえるように議論していき たい」としている。
協議会のメンバーは、天本宏医療法人財団天翁会理事長、猪口正孝医療法人 社団直和会平成立石病院理事長、太田秀樹医療法人おやま城北クリニック理事 長、梶原優医療法人弘仁会理事長、片山壽片山医院院長、武久洋三医療法人平 成博愛会理事長の6人。日医からは鈴木常任理事の他、横倉義武・中川俊男両 副会長、三上裕司・今村聡・葉梨之紀・高杉敬久各常任理事も出席し、精力的 に議論を行っていくことにしている。
◆問い合わせ先:日本医師会介護保険課 TEL:03-3946-2121(代)
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