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栃木県医師会 「医療に関する税制問題・TPP問題・受診時定額負担問題について国会議員に理解求める」 |
栃木県医師会では、原中日本医師会長からの通知「平成24年度医療に関する税制改正要望」を受け、標記諸問題について、太田栃木県医師会長自ら栃木県選出の国会議員に対して以下のとおり働きかけを行いましたことをお知らせいたします。
※写真入りの内容はホームページからご覧いただけます。
●栃木県医師会ホームページ
http://www.tochigi-med.or.jp/public/message/20111202-5246.html
平成23年8月、日本医師会長より、平成24年度医療に関する税制改正要望について通知があり、太田会長はそれを受け、栃木県選出の国会議員の各事務所に訪れ、「医療に関する税制改正要望(重点項目)」(ホームページ参照)、「医療における規制制度改革とTPPの影響」、「受診時定額負担」等について説明し、理解を求めた。
TPPの参加については、国民すべての命に関する重要な問題であり、公的保険制度の崩壊に繋がるので、慎重に対応してほしいと要望。
「野田総理は、国民皆保険制度を守ると発言していたが、名前だけを守っても意味がない。様々な分野において、守るべきものがあり、その交渉をきちんとしてから参加を検討するべきだ」と説明した。「また、受診時定額負担については、厚生労働省が、患者さんが医療機関を受診した際、初診・再診に定額(例えば100円)の負担徴収をする制度を導入する考えを示しているが、これは、1ヶ月に1医療機関に1度の受診であれば100円だが、いくつもの医療機関を受診している場合や同じ医療機関に何度か受診する場合でも、毎回100円を患者が負担しなければならなくなる。高齢者はいくつもの病気を抱えていて、何度も受診することにより、1年にしたら高額となってしまう。そのことで受診を控え、病気の重症化に繋がるのではないかと懸念される」と説明した。
【訪問日・来会日】
11月4日(金)上野通子参議院議員 於:宇都宮事務所
11月4日(金)佐藤勉衆議院議員秘書 於:小山事務所
11月7日(月)遠藤乙彦衆議院議員秘書 於:宇都宮事務所
11月14日(月)茂木敏充衆議院議員秘書 於:足利事務所
11月16日(水)富岡芳忠衆議院議員 於:栃木県医師会
11月18日(金)谷博之参議院議員 於:宇都宮事務所
11月29日(火)福田昭夫衆議院議員 於:総務省政務官室
※山岡賢次衆議院議員、渡辺喜美衆議院議員、玉木朝子衆議院議員には、日程の関係上、資料をお送りし要望した。
◆問い合わせ先:栃木県医師会 TEL:028-622-2655
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