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宮崎県医師会「日本の医療を守るための総決起宮崎大会」 宮崎県地域医療・福祉推進協議会主催 |
主催者あいさつでは、当協議会代表世話人の稲倉正孝宮崎県医師会長が、「受診時定額負担の来年度導入は回避される情勢だが、今後も形や名前を変えて、患者負担を強いる新たな制度を導入しようとすることは十分考えられる。我々は、今後ともこのような運動を、何度でもやっていかなければならない」と挨拶した。 続いて、県知事、国会議員、県議会厚生常任委員長からご挨拶をいただき、県歯科医師会長、県難病団体連絡協議会長、JA宮崎中央会長から「受診時定額負担導入反対」「TPP参加反対」「国民皆保険制度堅持」の力強い決意表明が行われたのち、下記決議が全会一致で採択された。 このたびの東日本大震災は、未曾有の出来事であり、被災地の一日も早い復興を願うものである。 このような時こそ、明日の安心を約束する持続可能な社会保障体制を守ることが必要である。 今、患者にさらなる負担を求める受診時定額負担の導入を進める動きがある。 また、TPP 交渉のなかで、公的医療保険が対象となれば、医療の市場化を招く事態が強く懸念される。 これらはいずれもわが国の優れた公的医療保険制度を崩壊へと導くものである。 われわれは、だれもが等しく医療を受けられる国民皆保険を、これからも断固守り続けていく。 以上、決議する。
平成 23 年 12 月 16 日 宮崎県地域医療・福祉推進協議会主催
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