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定例記者会見 「会員の倫理・資質向上委員会答申」について ―藤川常任理事 |
本答申は、会長諮問「会員の倫理・資質向上に向けた実践的な取り組みのさらなる推進」を受け、取りまとめたものである。 今期委員会では、ケーススタディによる具体的な医療倫理問題の検討や医師の不正行為の実態と防止策の検討を行い、さらに情報提供・意見交換の場として、シンポジウムを企画・開催。これらの活動を通して、答申では、(1)地域医師会の倫理・資質向上に向けての活動支援として情報提供や意見交換の会合の開催、それに対する日医の支援強化の必要性、(2)医師の不正行為あるいは不適切行為の防止に向けて、地域医師会での会員の自浄作用活性化や苦情相談窓口の設置と対処機構の設立及び強化、それに対する日医の支援強化の必要性、(3)ケーススタディを用いた医師への倫理教育の強化―の3つを提言している。 なお、巻末には、参考資料として、「米・仏における医師の行政処分の実例とわが国の弁護士の懲戒制度について」の調査研究論文が掲載されている。 ◆問い合わせ先:日本医師会企画課 TEL:03-3946-2121(代)
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