白クマ
日医白クマ通信 No.1531
2012年3月27日(火)


定例記者会見
「日本医師会認定医療秘書のあり方に関する検討委員会(プロジェクト)答申」について
―藤川常任理事

定例記者会見


 藤川謙二常任理事は3月22日の定例記者会見で、日本医師会認定医療秘書の あり方に関する検討委員会(プロジェクト)が、3月15日に師研也委員長(宮 城県医師会顧問)から原中勝征会長に提出した答申について、以下のとおり報 告した。  

 本報告書は、会長諮問「今後の日本医師会認定医療秘書のあり方―日本医師 会認定医療秘書要綱(カリキュラム等)の見直しや教科書の改訂について―」 を受け、診療所、病院でより質の高い医療秘書として働くことができる人材養 成のため、日本医師会認定医療秘書要綱の見直しや、教科書の改訂について検 討を行い、取りまとめられたものである。

 内容は、(1)はじめに、(2)日本医師会認定医療秘書要綱(案)(1.教育要綱、 2.試験実施要綱、3.認定要綱)、(3)秘書技能科目及び具体的検定種目一覧(案)、 (4)おわりに―で構成されている。また、参考資料として、「『日本医師会認 定医療秘書要綱』の改定を目指して」と「日本医師会認定医療秘書要綱/日本 医師会医療秘書認定試験実施要綱(平成10年5月改訂)」が付されている。  

 会見の中で藤川常任理事は、医療秘書の人材養成は、勤務医対策の一環でも あり、医師の事務作業を出来るだけ解消し、過重労働を改善することを目的と しているとした。また、日本医師会認定医療秘書要綱の改定については、平成 10年以来の改定であり、今後役員会で協議の上承認されれば、平成25年4月か らの実施を予定していると報告した。

◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第一課 TEL:03-3946-2121(代)
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