|
定例記者会見 「第46回衆議院議員総選挙を振り返り次期政権への期待を示す」 ―横倉会長 |
横倉会長は、日本医師連盟での活動に触れ、今回の総選挙では、各都道府県の医師連盟より257名の推薦候補者受け、日医連として推薦。自由民主党の候補者が7割以上を占め、そのうち98%が当選したことを報告。 その中で、15名という多くの医師資格を持つ侯補者が当選したことに対して、「大変喜ばしく、今後さまざまな場面で現場からの意見を国政に反映していただきたい」と期待を述べた。 さらに、安倍晋三自由民主党総裁について、「外交、財政はもちろん、社会保障に関しても、以前、厚生労働委員会理事や自由民主党社会部会(現・厚生労働部会)長を務めるなど、深い造詣を持っている」との考えを示した。 また、横倉会長は、選挙当日の開票直後に安倍総裁の元を訪れ、当選の祝いを述べると共に面談したことにも触れ、「世界に冠たる『公的医療保険による国民皆保険』の堅持は我が国の社会保障の主軸としたうえで、必要な時に適切な医療が行える地域の医療提供体制を守っていくためにも、給付範囲の縮小や、経済力によって国民が受けられる医療の格差拡大につながることのないよう、新たに発足する安倍政権をしっかりと支えて参る」との志を示した。 今後の医療に関連する政局運営について、「新政権では今年度補正予算の編成や、2013年度予算編成において社会保障関係費がどのように扱われるのかが重要な視点であり、特に毎年の医療費の自然増はこれまでどおり確保していかなければならない」と述べ、「日本医師会は、社会保障が国民の生命と健康・安全を守るためにあるという大前提のもと、日本の医療を守る専門家集団として今後も意見を述べていく所存である」とした。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報・情報課 TEL:03-3946-2121(代) |
日本医師会ホームページ http://www.med.or.jp/ Copyright (C) Japan Medical Association. All rights reserved. |