|
茨城県医師会「いばらき安心ネット」の記者発表 |
平成26年6月30日(月)、茨城県県医師会は地域医療再生基金を活用して構築した医療情報共有システムである「いばらき安心ネット」の記者発表を行った。
まず小松 満茨城県医師会長から(1)「いばらき安心ネット」の構築は茨城県医師会の重要事業の一つであること(2)医療連携から運用を始めるが、将来的にはこのネットワークを活用して、各地区で構築していく地域包括ケアシステムや救急災害医療で関係職種と連携を行い、県民の健康を保持するようにしたいと挨拶があった。次に担当役員より「いばらき安心ネット」の概要の説明とデモ画面での実際の運用の様子を説明した。
「いばらき安心ネット」は茨城県内の医療機関を対象にした双方向に診療情報を共有する医療情報ネットワークである。セキュリティを確保するため、日本医師会が発行する医師資格証を使うことで、利用する医師の認証を行い、匿名性を排除している。また、診療情報提供書への電子署名を可能としている。まず基幹病院を含む県内の40医療機関からテスト運用を行い、年内の参加医療機関募集を予定している。記者発表に参加したメディアは5社あり、活発な質疑応答がなされ、同日の6時のNHKニュースで会見内容の一部が放映された。
【文責 茨城県医師会理事 伊藤睦子(広報医療情報担当)】
◆問い合わせ先:茨城県医師会 029-241-8446
日本医師会ホームページ http://www.med.or.jp/ Copyright (C) Japan Medical Association. All rights reserved. |