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大阪府医師会 「在宅医療ネットワーク講演会」―歌う尼さんの歌と講演 |
第1部は、シンガーソングライターで、奈良県高取町教恩寺の住職を務める、やなせななさんの歌と語りで展開。命を全うした高齢者や志半ばで早逝したがん患者に寄り添い、命の輝きに触れた体験を映像とともに紹介。自らもがん治療を決断した際に揺れ動いた思いも伝え、生老病死や仏教の味わいを感謝の言葉とともに綴った。 第2部・パネルディスカッション「自宅、地域で最期まで――事例から考える在宅医療・在宅ケア」では、黒田氏と宮川松剛・府医師会理事が座長となり、医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、退院調整看護師の5名が、モデル事例に対するチームアプローチの様子を紹介した。 フロアからは延命措置の範疇や、死亡診断書と死体検案書の違いについて質疑がなされた。また、参加者の感想には、最期の場所に対する考えが改まった、老親の看取りについて相談したいなどが記されていた。 (文責 大阪府医師会広報担当理事 阪本 栄) ◆問い合わせ先:大阪府医師会広報課 TEL:06-6763-7013 |
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