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定例記者会見 『かかりつけ医のための認知症マニュアル』について ―鈴木常任理事 |
同常任理事は、「認知症の対応は、早期診断・早期対応が重要であると言われ、かかりつけ医の役割がますます重要になっている。平成26年度の診療報酬改定で新設された地域包括診療料等の施設基準の研修の項目に『認知症』が必須となり、専門医や認知症に対応した介護サービス等との連携を円滑に行うことも求められている」と作成に至った背景を説明するとともに、かかりつけ医にとって分かりやすい内容となっていることを強調。 本冊子は、(1)はじめに、(2)認知症予防、(3)認知症の診断、(4)認知症の治療と症状への対応、(5)認知症の人と家族を支えるケア、(6)かかりつけ医が知っておくべき医療保険・介護保険、(7)あとがき―からなり、予防のためのリスク・疾病管理、診察やケアのポイント、専門医療機関に紹介する際の診療情報提供書の具体的記載方法などが紹介されている。 鈴木常任理事は、「これからのわが国では、認知症と診断されても、これまで通りの日常の暮らしを大切にして、できるだけ社会にも関わり続けながら、住み慣れた地域で穏やかに過ごせる、認知症にやさしいまちづくりに取り組むことが求められている」として、かかりつけ医がその中心となるよう期待を寄せた。 なお、本冊子は株式会社社会保険研究所より刊行され、1冊千円(税抜き)で販売予定となっている。 ◆問い合わせ先:日本医師会介護保険課 TEL:03-3946-2121(代) |
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