白クマ
日医白クマ通信 No.246
2005年10月17日(月)


岡山県医師会 講演会のお知らせ

◆講演会「いま、日本の医療が危ない 
 規制改革・民間開放推進会議がめざす米国型医療の地獄絵図」のご案内

 講演:「いま、日本の医療が危ない 
     規制改革・民間開放推進会議がめざす米国型医療の地獄絵図」

 講師:李啓充〔医師/作家(前ハーバード大学医学部助教授)〕

■岡山会場(岡山県医師会主催)
 日時:平成17年11月12日(土)午後2時から3時30分
 会場:岡山県総合福祉会館 
    岡山市石関町2−1
 問い合わせ先:岡山県医師会 TEL:086-272-3225

■津山会場(美作医会主催)
 日時:平成17年11月13日(日)午後5時10分から6時40分
 会場:津山鶴山ホテル 
    津山市東新町114−4
 問い合わせ先:津山市医師会 TEL:0868-22-2168

※報道関係の皆様には、ぜひ取材にお越しいただきますようお願いいたします。


第4回国民生活安全対策委員会
食品安全に関する情報システムの構築について報告書素案を検討

第4回国民生活安全対策委員会


 10月14日、第4回国民生活安全対策委員会が日医会館で開催され、寺岡暉副会長と土屋隆常任理事が出席した。

 冒頭あいさつで、土屋常任理事は、13日に植松治雄会長が尾辻秀久厚生労働大臣に医療費についての要望書を提出し、次回の診療報酬改定において3%以上の引き上げを要望したことを報告し、会員のさらなる一致団結を求めた。

 本委員会は会長諮問「食品安全に関する情報システムの構築について」に基づき、国民生活安全対策として、食品による健康被害の拡大を防止するための情報システムを構築することを目的に議論を重ねてきたが、第4回会合を迎え、これまでに作られた報告書(素案)の検討最終段階に入った。

 今回論点となったのは、(1)情報収集・提供の方法、(2)情報の判断基準、(3)情報の共有、(4)報道発表、(5)活動の評価の5点。

 このうち(1)については、医療機関を訪れた患者さんに対して健康食品やサプリメントなどを使用しているか否かを聞き出す方策として、問診票に記入してもらう案が採用された。また、情報収集手段として、行政・関連機関・薬局などとの連携も必要ではないかという発言があった。

 本システムが医師会員からの協力に応え、国民の信頼を得るために必要である(5)に関しては、現段階では(a)国民 (b)会員、都道府県・郡市区医師会 (c)外部(マスメディアの報道等)―からの評価を想定しているが、そのうちの(c)の主体について意見が交わされ、広く社会からの意見を聴取する方向で合意した。

 次回(最終回)は、事務局が今回の議論内容を盛り込み修正した素案を基に、最終のまとめを行う予定。

◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代)


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