日医白クマ通信 No.30 2004年11月17日(水) |
東京都中央区医師会 |
東京都中央区医師会では、日医作成の混合診療解説のビデオ「もしも、混合診療が解禁になったら・・・」を11月9日(火)までに全ての会員の医療機関に配布した。
その結果、直ぐに反響があった。特に日ごろ医師会活動にあまり参加していない会員から、このような重大な事態とは思わなかった、判りやすく事の重要性がよく認識できた、受付で患者さんに見てもらい署名活動を進めた、など続々と高い評価を得ている。
まず会員の医師にこのビデオを見てもらうことが一番肝心であると改めて痛感した。また日医のホームページでの公開も効果的との指摘もあり、今回の日医の積極的な広報活動に対して、高い評価がよせられている。今後各地の医師会でこのビデオが会員にいきわたることにより、いかに混合診療という制度には問題が多いかということが、国民に浸透するものと思われる。
(文責 松本章一)
八戸市医師会 |
八戸市医師会では混合診療に関する市民公開講座を開催いたしますのでお知らせいたします。
◆日時:平成16年11月21日16:00−18:00
◆場所:八戸市健診センター3階
◆表題:日本の医療を守りましょう
◆内容:1)ビデオ鑑賞
2)講演会
3)討論会
多くの市民の方の参加をお待ち申し上げます。
なお市民公開講座の前に、第30回八戸医学会が開催されます。
◆第30回八戸医学会
⇒ 第30回八戸医学会
●「もしも、『混合診療』が解禁になったら...」ビデオ鑑賞
⇒※終了しました。
頼近美津子氏のナビゲーターで始まり、約13分間。
もしも混合診療が解禁になった場合の事例が、3つのミニドラマ。
1.お金のあるなしで治療に差がつく
2.安全性・有効性に疑義が生じることが多い
3.民間保険での保障が必要となり、結果的にお金の有無に影響される
で収録されています。
●第30回八戸医学会特別講演
医師が日本の医療の真実を知らねば国民を守れない」
日本医師会総合政策研究機構研究部長
愛媛大学医学部附属病院医療情報部教授
石原 謙
埼玉県医師会 |
埼玉県医師会より、皆保険制度を守る医師会活動の報告がありました。
この番組は、テレビ埼玉で平成16年8月14日(土)午後3時に放映されたものです。まだご覧になられていない皆様方にホームページ上でお届けいたします。
⇒※終了しました。
◆出演:埼玉県医師会長 吉原 忠男
埼玉県医師会常任理事 金井 忠男
◆司会:荒舩美栄テレビ埼玉アナウンサー
配信時間:25分
■医療は投資である
埼玉県医師会長 吉原忠男
・医療は消費ではなく、国民生産能力を上げるための投資であると考えます。
■現行の医療制度はなぜ良いのか・進められる医療改革の問題点−
埼玉県医師会常任理事 金井忠男
・医療費患者負担の推移・老人医療費負担の推移
・混合診療の導入・株式会社の医療への参入・包括医療の推進
■現在の医療制度について−
埼玉県医師会常任理事 金井忠男
・医療施設を自由に選択・インフォームド・コンセント
・EBMに基づく医療・セカンドオピニオンを求める
・相談窓口を設けている
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