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介護保険委員会 答申書「高齢者医療・介護において果たすべき医師・地域医師会の役割」を植松会長に提出 |
本答申は、介護保険が提起した「地域におけるケアマネジメントと多職種連携による適正なサービスの継続的提供の重要性」について、医師と医師会の立場から検討したものである。昨年11月に日医が発表した「高齢者医療と介護における地域医師会の取り組み指針」に沿って検討を行い、各地域医師会での取り組みを踏まえながら、具体的な実践の方法と可能性を取りまとめた。 答申書のなかでは、1.高齢化に対応する地域医療再編と包括的システムの構築、(1)医療圏における地域医療連携の再編と介護を包含した包括的なシステム構築、(2)在宅医療の推進と主治医機能に求められる長期フォローアップの強化、(3)ケアマネジメントの徹底とケアマネジャーとの連携強化、(4)急性期病院における退院支援と在宅ケア資源との連携推進、2.地域ケアの機能向上への地域医師会の積極的関与と地域作り、3.保険者との連携の強化、介護予防等への積極的関与―に関する提言がまとめられているほか、“おわりに”として「21世紀の高齢者ケアと地域医師会」について記述がされている。 また、巻末には、補足資料として、(1)主治医意見書に関するアンケート調査報告、(2)医師とケアマネジャーの連携の現状、連携のための仕組み、(3)介護保険に関するアンケート調査、(4)生活機能の維持・改善の視点による地域医療の展開、(5)退院時カンファレンス、(6)『地域ケアの機能向上への地域医師会の関与と地域づくり』−について、各地域、各医師会での具体的な取り組みの代表例が紹介されている。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代) |
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