白クマ
日医白クマ通信 No.319
2006年1月18日(水)


生命倫理懇談会 報告書「ふたたび終末期医療について」(案)の内容について討議

生命倫理懇談会


 生命倫理懇談会が、1月16日、日医会館で開催され、第IX次生命倫理懇談会答申(案)について、討議を行った。

 報告書の標題は、『「ふたたび終末期医療について」の報告』で、内容は、(1)はじめに、(2)終末期医療とは、(3)緩和医療、(4)尊厳死、(5)終末期患者の急性期・救命医療、(6)終末期医療における医療費、(7)おわりに―7項目から構成されている。

 各委員は、さまざまな角度から報告書の内容を吟味し、検討を加えた。

 最後に、植松治雄会長は、各委員のご努力に対する御礼を述べたのち、「現在のわが国での医療に関わる議論は、医療費の視点のみに重点が置かれ危険な状態だ」と話した。

 なお、報告書の内容については、後日、正式な答申が行われたのちに公表される。

◆日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代)


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