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* 新しい日本医師会執行部の役員の抱負を、順次紹介します *
日本医師会執行部の役員の抱負 ―鈴木常任理事― |
担当が医療保険・有床診療所・病院・勤務医と決まった。「病院と診療所、勤務医と開業医など、多くの医師の意見をまとめて日医の意見として集約していく必要がある」と、唐澤会長の所信表明演説にある。医療保険を通して会員の合意形成に努めたいと考えている。 一方、医療制度改革関連法案が国会で審議入りしたが、平成十八年度診療報酬改定は、その露払いのように、診療所には在宅医療という大きな命題を提示し、医療制度改革の旗印のもとで中小病院や慢性期病床に大なたが振るわれ、療養病床の再編や一般病床の入院基本料にかかわる問題が、有床診療所や中小病院を直撃している。 医療現場の実態を無視したかのような、夜勤七十二時間の制限は、看護師の就労状況の改善の措置なのか、または、病床削減を目的としての措置なのか不明であるが、この問題に限らず、医療制度改革に、はばからずに対峙し、国民医療の整合性に取り組む所存である。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL 03-3946-2121(代)
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