白クマ
日医白クマ通信 No.386
2006年4月28日(金)


【三重県医師会】中嶋会長 会長就任インタビュー

中嶋会長


◆中嶋会長の経歴◆

 去る2月25日の臨時代議員会で、中嶋寛氏を会長に選出した。
 中嶋会長は、昭和13年三重県の出身。昭和43年に三重県立大大学院を修了、現在、四日市市の内科診療所理事。県医常任理事・副会長を経て、平成18年現職に就任。67歳。

(1)会長就任に当たっての抱負をお聞かせください
医療界を取り巻く情報をなるべく詳細に末端の会員にまで伝達し、会員は患者さんとの対話を通じて医療のあるべき姿を共に考え、真に医療を守るための国民世論を醸成していきたい。世論の納得と支持なしに診療報酬引き上げなど期待できない事を肝に銘ずべきである。

(2)現状の医療制度をどう評価していますか
社会保障費の削減を目指した医療費抑制政策が続けられている。とりわけ1990年より年々事業主の負担率が減り、患者負担を含めた被保険者の負担率が増加してきている点を注視していかなくてはならない。

(3)会員に向けて一言
我国の医療、特に国民皆保険制度が危機的状況に直面している今、NON―Politicalの立場は許されない。A会員もB会員も全ての会員が医師会活動に関心を持って行動してほしい。

(4)座右の銘などはありますか
率先して行動すること

◆問い合わせ先:三重県医師会 TEL:059-228-3822(代)


  日本医師会ホームページ
http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association.
All rights reserved.