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* 新しい日本医師会執行部の役員の抱負を、順次紹介します *
日本医師会執行部の役員の抱負 ―天本常任理事― |
精神保健については、すべての世代で、「こころの健康」が課題になっていること、また、社会復帰施策が推進されていること等を踏まえて、地域医療の一環として対応していきたい。障害者自立支援法については、ケアマネジメントが重要であり、障害者の方が公平なサービスを受けられるよう、その運用の適正を期したい。 医療を取り巻く環境の変化は、医業経営にとっても厳しいものとなってきている。質の良い安全な医療を提供することは、確かな経営基盤があって初めて可能であり、そのため消費税を始め検討すべき課題は多いと考えている。 介護保険については、地域における高齢者ケアの実践や、介護力強化病院連絡協議会を立ち上げた経験等を生かし、全力で取り組んでいきたい。 まず、介護保険法改正に伴って二回の介護報酬改定が行われたが、地域包括ケアシステムの構築に向けて十分検討したい。特に、今回の療養病床の再編問題に関しては、難民をつくることのないよう、適切な医療提供体制のシステムづくりを目指したい。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL 03-3946-2121(代)
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