◆岡本会長の経歴◆
去る2月16日の臨時代議員会で、岡本公男氏を会長に選出した。
岡本新会長は、昭和19年高知県の出身。昭和44年に鳥取大医学部を卒業、現
在、鳥取市で内科医院を開設。県医常任理事・副会長を経て、平成18年現職に
就任。61歳。
(1)会長就任にあたっての抱負をお聞かせください
国民の目線で「医療」というものを考えていきたい。私達医師が考える「真
実の医療」は、県民からどのように理解されているのか甚だ不安である。県民
に「何が大切で、何が危険か」を辛抱強く広報、啓発し、近い将来「良質な国
民のための医療」の提供が可能となるよう努力したい。
(2)現状の医療制度をどう評価していますか
「財政主導、命(医療)までも市場原理」でとは何とも哀しい国の姿。法の
下での平等、社会保障がだんだん崩れていく医療制度に憤りを覚える。
(3)会員の皆さんに訴えておきたいことはありますか
全会員に医師会活動への積極的参加をお願いしたい。なかでも各種検診事業、
学校保健、産業保健、感染症対策、県民への健康教育等、身近な地域保健活動
への協力をお願いしたい。
(4)座右の銘などはありますか
温故知新
◆問い合わせ先:鳥取県医師会 TEL:0857-27-5566(代)
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