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* 新しい日本医師会執行部の役員の抱負を、順次紹介します *
日本医師会執行部の役員の抱負 ―石井正三常任理事― |
労災・自賠責制度は、すでにわが国に定着している。社会構造変化や就労形 態多様化、そして、医療保険改正に伴う必要なマッチングを進めたい。石綿症 やメンタルケア、生活習慣病対策も、産業保健センター活動や医療保険との連 携などによって、国民のニーズに応えていきたい。 救急医療においては、メディカル・コントロール下における救急救命士の業 務拡大、一般市民のAED使用解禁と普及について、すでに一定の成果を得て いる。生涯教育の一環としての会員向けACLS研修会など、今後の事業につ いて継続的に取り組みたい。災害・被ばく医療や国民保護法関連その他、特定 前の発災事象対応についても、救急医療体制とシンクロした形で、平時の安心 安全の根幹である医療保険制度を補完しながら、国民のセーフティー・ネット としての整備に努めたい。 ボーダーレス時代を迎えた今日、WMA活動を含め、組織・人の国際連携を 深め、インターネットなどを活用した良質な情報発信にも配慮して、会務運営 に寄与したい。 問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代)
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