白クマ
日医白クマ通信 No.405
2006年5月24日(水)


定例記者会見「子ども支援日本医師会宣言について」

定例記者会見


 今村定臣常任理事は、5月23日、「子ども支援日本医師会宣言」について定例記者会見を行った。宣言は、日医の乳幼児保健検討委員会において検討が行われ、5月16日の理事会で協議され承認されたものである。主な内容は、次の通り。

 わが国では少子化が急速に進行し、その対策はいまや21世紀における最重要課題になっている。日医は、母と子に関する医療・保健・福祉環境の整備等を推進し、次世代を担う子どもたちが心身ともに健やかに育つよう、ここに妊娠・出産・子育てに関する「子ども支援日本医師会宣言」を行う。

「子ども支援日本医師会宣言」

  • 妊娠を望む人たちへの支援に取り組みます。
  • より安全な妊娠・出産に向けての医療環境の充実を図ります。
  • 満足できる妊娠・出産に関する社会環境の整備に取り組みます。
  • 子どもが育ちやすい医療環境の充実を図ります。
  • 子育てに関する社会環境の整備に取り組みます。
  • 学校保健の充実を図ります。
  • 障害児などへの支援に取り組みます。
  • 子どもや子育て支援のための諸施策について政府等関係各方面への働きかけを行います。

 今村常任理事は、宣言およびその具体的施策に基づき、積極的に子ども支援に関する活動に取り組んでいくとの決意を表明するとともに、報道関係者に協力を求めた。

 なお、宣言は、リーフレットとして、日医全会員(日医雑誌7月号に同封予定)、関係各方面に配布する予定である。

◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第3課 TEL:03-3942-8181


  日本医師会ホームページ
http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association.
All rights reserved.