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第4回日本糖尿病対策推進会議幹事会 「今後とも連携を強め、糖尿病対策に積極的に対応」 |
春日雅人日本糖尿病学会理事長の司会で開会し、(1)新役員について承認された後、今村(聡)日医常任理事の司会により、(2)都道府県医師会における糖尿病対策事業、(3) 平成18年度事業について等、(4)その他−について討議を行った。 (1)の本会議の新役員については、日医執行部が代わったことにより新たに、会長は唐澤祥人日医会長、副会長は岩砂和雄日医副会長ほか、幹事として、羽生田俊・鈴木満・内田健夫・今村聡各日医常任理事が選出された(日本糖尿病学会、日本糖尿病協会からの役員に変更はない)。 唐澤会長は、「糖尿病対策は重要課題なので、引き続き取り組んでいく。糖尿病患者は 予備軍を含めて約1600万人もいると言われており、国家的な規模での対策が必要である。 日本医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が協力して、糖尿病対策に取り組み、大きな成果を挙げたいと考えている。中長期的には、かかりつけ医と専門医が連携して、患者が減少するように対策を講じてまいりたい」とあいさつした。 (2)については、地域によって、活動が熱心なところとそうでないところでの差があるなどの報告があり、(3)の総会の開催時期については、秋ごろとすることで了承が得られた。総会の議題については、「糖尿病対策の実践すべき具体的な課題とその対策」「医師会と学会、協会等との連携が進んでいる地域の事例報告」「全国の糖尿病対策の取り組み状況」などの提案がなされた。 内田常任理事からは、厚労省の「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」の報告があり、保健指導対象者の選定と階層化の基準などが議論となっているなどの説明があった。 ◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第3課 TEL:03-3946-2121(代) |
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