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第1回男女共同参画委員会を開催「女性医師の勤務支援について会長が諮問」 |
羽生田俊常任理事の司会のもと、開会に当たってあいさつした唐澤祥人会長は、「近年は、医師国家試験合格者の三分の一以上が女性である。女性医師の比率は益々増えると予想されるが、出産、産休、育休による就業の中断をいかにうまく乗り切れるか。仕事を辞めてしまうことのないように方策を考えていくことが必要である。これは医師不足問題とも大きくかかわることで、日本の医療にとっても非常に重要な課題だ」との認識を示し、協力を求めた。 同委員会は、前執行部に設けられていた日本医師会女性会員懇談会を前身としたもので、委員長には懇談会に引き続き保坂シゲリ氏(神奈川県・横浜市医常任理事)が就任、副委員長には池田俊彦(福岡県医副会長)、中川やよい(大阪府医理事)の両氏が就任した。 この日は、唐澤会長から「女性医師の勤務支援についての日本医師会の取り組み」の諮問を受けた後、(1)第二回男女共同参画フォーラム、(2)女性ドクターバンク等、(3)今後の委員会運営方針、(4)本年度委員会開催日程―について報告と意見交換が行われた。 なお、第2回男女共同参画フォーラムは7月29日(土)の午後1時〜4時、大阪府医師会館で開かれる予定で、プログラムは、女性医師にかかわる日医の取り組み状況の報告や、パネルディスカッション(「女性医師バンクに関する諸問題」)、猪口邦子内閣府特命担当大臣の基調講演(「次世代育成支援と男女共同参画」)などとなっている。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代) |
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