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第1回広報委員会 諮問は「日本医師会の組織強化に向けた広報のあり方」 |
中川俊男常任理事の司会で開会し、唐澤祥人会長は、「広報委員会は、日医の活動のなかでも中心的な役割を担っている。現在、担当役員が中心となって、毎週火曜日に定例会見を必ず開催し、スピード感ある広報に努めている。日医は、国民から正当な評価を得るどころか、マイナスイメージを押しつけられてきた現実があるが、ピリオドを打ちたい」とあいさつした。 宝住与一副会長は「われわれ執行部でも、日医をどうイメージアップするか心を砕いている。なぜ、国民に率直に日医の意見を聞いてもらえないか。議論していく必要がある」とあいさつした。 唐澤会長は、委員長に長瀬清委員、副委員長に野津原崇委員を指名し、唐澤会長は、長瀬委員長に諮問「日本医師会の組織強化に向けた広報のあり方」を手交した。長瀬委員長は、「責任は重いががんばっていきたい。諮問に沿って、日医をバックアップしていけるように議論を深めていきたい」、野津原副委員長は、「日医のイメージアップ戦略をたて、情報化時代に沿った、効率的な形に変えていきたい」などと抱負を述べた。 協議は、(1)編集小委員会設置の件、(2)広報委員会開催日時、年間スケジュールの件、(3)広報担当理事連絡協議会の件、(4)「心に残る医療−体験記コンクール」第二次審査の件、(5)その他−今後の委員会の進め方について、日医のホームページについて、「日医ニュース」の「プリズム」欄の執筆について−であった。 この日は、主に日医ホームページのあり方、内容について議論が行われ、現行のホームページが作成後2年が経過していることなどについて、情報企画課からまず説明があった。中川常任理事は、原則として、日医には何も隠す情報はないという哲学を貫き、トップページからはすべての情報に国民がアクセスできるようにしたいと述べた。その後、「ホームページの内容の更新は迅速に行う必要があり、そのためには担当役員に大きな権限を持たせる必要がある」「人気のある他のホームページからリンク等でアクセスを誘導する方法もある」などが意見として出された。広報活動全般については、「勤務医を引き付ける医師会活動、広報活動を行うべきだ」「医師会という組織自体に問題があるからそこを直すことが広報の第一歩という議論と、そうではなくて広報活動の技術的な面を磨くべきであるという議論がある。それらを分けて考える必要がある」などの意見が出された。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL 03-3946-2121(代) |
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