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第5回日本糖尿病対策推進会議幹事会 「団体間の連携を密接にしていくことを確認」 |
第5回日本糖尿病対策推進会議幹事会が、8月21日、日医会館で開催された。 唐澤祥人会長のあいさつの後、審議(1)第2回日本糖尿病対策推進会議総会について、(2)糖尿病啓発資料について、(3)その他−について討議が行われた。 (1)では、事例報告を、徳島県、京都府、岐阜県に要請することが決定した。医師会、糖尿病学会、糖尿病協会、自治体などの協力関係も含め、それぞれの取り組み状況について報告をしてもらうこととした。 (2)では、糖尿病治療のパンフレット「糖尿病治療のエッセンス」について、改訂することに決定した。改訂は、インスリン治療についての記載を加えること、新たな薬剤の使用についても加える方向で、日医、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会から構成される小委員会を設け、協議することになった。 (3)では、日本糖尿病協会の清野裕理事長から、「日本糖尿病協会では、糖尿病患者友の会の指導医を養成している。患者友の会の指導医を療養指導医と改称する予定である。昨今は、病院に糖尿病患者が集中する傾向があるため、逆紹介を進め、かかりつけ医が受け皿となってほしい」などと報告があった。 このほか、「各地域において、医師会、糖尿病学会、糖尿病協会など各団体の連携を密接にする必要がある」「総会をきっかけにして、各団体が連携をとって糖尿病対策に取り組んでほしい」などの意見が出された。 また、平成20年度から医療保険者の義務として実施される健診・保健指導の制度のなかで、かかりつけ医と日本糖尿病推進会議の役割を明確にする必要があるとの意見が出された。 ◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第3課 TEL:03−3946−2121(代) |
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