白クマ
日医白クマ通信 No.477
2006年8月29日(火)


高知県医師会
「第22回高知県学校医・歯・薬・保健研究大会を開催」

 去る8月6日、第22回高知県学校医・歯・薬・保健研究大会を、高知県医師会、高知県歯科医師会、高知県学校薬剤師会、高知県学校保健会で共同開催し、関係各団体から、合計74名の参加を得ました。

 当日は、市川博和高知県医師会常任理事の司会進行のもと、各団体から研究発表があり、最後に、川上照彦吉備国際大学保健科学部理学療法学科教授が、「青少年のスポーツ障害」をテーマに講演を行いました。

 講演では、国体強化指定選手を中心に行われたメディカルチェックの平成11年〜15年度データを基に、高知県の選手に多いスポーツ障害の特徴が報告され、特に多く見られた腰椎疾患や、成長期の青少年に特徴的な骨軟骨障害について、原因、治療法のみならず、障害予防のためのコンディショニング方法について、話がありました。

 なお、その他の発表内容は、以下の通りです。

◇高知県学校保健会 「思春期生徒への喫煙防止について」
 高知県立高知海洋高等学校養護教諭 徳橋知子

◇高知県学校薬剤師会 「シックハウスについて」
 高知県衛生研究所主任研究員 荒尾真砂

◇高知県歯科医師会 「早期歯周病予防対策の必要性について」
 −大学生の検診結果からの報告−
 高知県歯科医師会理事 山本卓二

文責:高知県医師会常任理事 田中誠
問い合わせ先:高知県医師会 TEL:088-824-8366


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