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白クマ
日医白クマ通信 No.494
2006年9月20日(水)


第2回男女共同参画委員会
女子医学生を対象にキャリア継続支援のモデル事業

第2回男女共同参画委員会


 第2回男女共同参画委員会が9月13日、日医会館で開催された。この日は女子医学生を対象としたキャリア継続支援のモデル事業についての提案や、7月に大阪府医師会館で開催された第2回男女共同参画フォーラムの反省などが行われた。

 同委員会は7月に初会合が開かれ、会長諮問「女性医師の勤務支援についての日本医師会の取り組み」に基づき審議を進めているが、まず女子医学生に焦点を絞り、キャリア継続を目的とした支援事業を展開する。委員からは、各地で計画されているパネルディスカッションや講演会、座談会など、支援事業の内容について報告があった。

 モデル事業は日本医師会男女共同参画委員会と共催の形で行われ、1件10万円程度の費用を補助する。今年度は9県(予定)でモデル事業を行い、来年度は全都道府県に拡大する予定としている。

 男女共同参画フォーラムについては、プログラムを評価する意見が相次いだ一方、会場からの熱心な質問に十分に答えられなかった点など、時間配分が課題にあげられた。同フォーラムは日程を毎年7月の最後の土曜日とし、第三回は神奈川県、第四回は福岡県で開催されることが了承された。

 このほか、男女共同参画委員会の委員を、(1)ドクターバンク運営、(2)フォーラム準備、(3)学生サポートの会、モデル事業、(4)病院管理者、病院長への啓蒙の会、モデル作成、(5)保育―の五つの委員会に振り分け、それぞれ検討を進めていくこととなった。

 次回は各県の保育の状況を取り上げる予定である。

◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03−3946−2121(代)


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