日医白クマ通信 No.50 2004年12月8日(水) |
男性医師の喫煙率低下 |
土屋隆常任理事は、12月7日の記者会見で、日本医師会委託研究「2004年日本医師会員喫煙意識調査報告」がまとまったことを報告した。
2000年にも同様の調査を行っており、今回の調査(調査時期2004年2〜7月)では、前回同様に4,500名を無作為抽出し、3,633名の有効回答(反応率85.9%)を得た。喫煙率は男性医師21.5%(2000年調査では27.1%)、女性医師5.4%(同6.8%)であり、男性医師の喫煙率は2000年の調査と比較して、有意に低い値を示した。一方、女性医師には有意差はなかった。
また、
1.「医師は立場上喫煙すべきでない」「患者は喫煙すべきでない」と考えている者が男女ともに増加
2.具体的内容を伴う禁煙指導が増加
3.特に禁煙補助剤の処方が増加
4.院内全面禁煙の医療施設が増加
―したこと等が喫煙率の低下につながったとして、日医として、今後も禁煙推進活動をはじめとした喫煙防止対策に取り組んでいく姿勢を示した。
*土屋隆常任理事の「隆」の字は機種依存文字なので、近い字を使用しております。ご了承ください。
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