白クマ
日医白クマ通信 No.500
2006年10月2日(月)


定例記者会見
「会内に高齢者の診療報酬体系検討委員会を新設」

定例記者会見・会内に高齢者の診療報酬体系検討委員会を新設


 鈴木満常任理事は、9月27日、記者会見を行い、会内に「高齢者の診療報酬体系検討委員会」を新設したことを明らかにした。

 本委員会は、平成20年度から新たな高齢者医療制度が創設されることに伴い、後期高齢者医療制度における診療報酬体系の構築が喫緊の課題となってきたことから、日医としても議論を行い、何らかの対応をとる必要があるため、設置されたものである。

 委員は、会内の社会保険診療報酬検討委員会の委員長・副委員長、学識経験者などで構成し、高齢者医療に係る財源問題、高齢者の亜急性期、急性期、慢性期それぞれにふさわしい診療報酬体系のあり方、終末期医療の諸問題に関して、具体的な議論を行っていく予定となっている。

 今後の方向性について、同常任理事は「厚生労働省に設けられた『社会保障審議会後期高齢者医療の在り方に関する特別部会』の審議の推移を見極めながら議論を進め、最終的には日医としての対案をまとめたい」と述べた。

◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03−3946−2121(代)


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