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石川県医師会「第4回健康について、みんなで語ろう会」 |
石川県医師会の小森貴会長の開会挨拶に続き、第1部の寸劇「地域で守ろう!みんなの命」が始まった。演じるのは「劇団しし(四師)座」で、医師、看護師、理学療法士など、さまざまな分野からこの会のためだけに集合したメンバーである。全員そろっての稽古ができないにもかかわらず、意気込みでカバーしての熱演で、満場の拍手喝采を浴びていた。寸劇の脚本は県医師会の加藤義博副会長が書き下ろしたもので、テーマは、「患者の自己負担が大幅に増え途方にくれる人たち」、「看護の7対1問題で中小病院から看護師が流失し、病院が夜逃げをする」、「療養病床の再編で区分1と認定された患者が病院を追い出される介護難民問題」「病院を追い出された患者が故郷に帰る」などで、今、最も関心を集める話題を、分かりやすく、ユーモアに溢れるコントに仕上げていた。 第2部は「マジで語って、ホンネを聞こう」で、県の医師会(近藤邦夫理事)、看護協会、理学療法士会、腎友会、糖尿病協会の各代表が数分ずつのトークで、それぞれの分野が抱える諸問題を平易に解説。その後に、県医師会の加藤副会長による軽妙でウイットに富んだ医療漫談「おふざけトーク」があった。 第3部では、京都府で長い間、地域医療一筋に取り組んできた、医師で総合人間研究所所長の早川一光氏が講演した。舞台狭しと動き回りながら、「脳の働きと笑いの効用」「臓器を直すのは医者で、人間を治すことができるのが医師」などについて語った。参加者と一体となり、仕草で笑わせ、言葉で納得させる見事な話し振りに参加者は大いに魅了された。 (文責:日本医師会広報課) ◆問い合わせ先:石川県医師会 TEL:076-239-3800 |
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