白クマ
日医白クマ通信 No.524
2006年10月30日(月)


茨城県医師会「茨城県庁記者クラブ懇談会」

 昨年に引き続き、去る10月12日に第2回目となる茨城県医師会役員と県庁記者クラブとの懇談会を、茨城県水戸市内で開催した。出席者は記者クラブから10名、本会役員15名が参加し、本会理事からの講演を中心に会を進行した。

 講演は、本会の鈴木邦彦理事が「医療制度改革の問題点―介護難民・リハビリ難民を出さないために―」、山脇英範理事が「茨城県における小児救急の問題点」、石渡勇常任理事が「本県の産科医療機関の現状について」をテーマに、それぞれ行った。その後、フリーディスカッションを交えた懇親会を持った。

 地方の記者クラブの場合、だいたい3年程度で記者の入れ代わりがあり、初めて会う記者が多かった。会の雰囲気としては、昨年度も感じたことであるが、記者は医師会側からの話に非常に真摯な姿勢で、熱心に耳を傾けてくれるとの印象を受けた。

 特に、石渡常任理事が報告した、本県をはじめとした全国的な産科医師数の減少などについては、非常に危機的な印象を受けていた様子で、改めて医師会側からの積極的な情報提供の必要性を認識した。

 本会役員からも、年に数回はこの会を催したいとの意見があり、次回は「記者クラブ側から見た医師会についての意見」をテーマに企画する予定である。

(文責:茨城県医師会副会長 小松 満)

◆問い合わせ先:茨城県医師会 TEL:029-241-8446


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