日医白クマ通信 No.53 2004年12月15日（水）

各都道府県医師会等主催で国民皆保険制度を守る運動が活発に行われております。参考までに各地の開催予定、開催報告を白クマ通信にてお知らせいたします。

兵庫県川西市医師会

◆◆◆再び街頭へ ―診察室でじっとしていられない―◆◆◆

　本会では、１２月９日（木）午後２時から４時まで、阪急川西能勢口駅前（川西市の中心の駅）にて、１１月１１日（木）に次いで２回目の街頭署名・リーフレット配布活動及び小集会を実施しました。

　小集会では通行人にハンドマイクで呼びかけ、５０名程の人達に集まっていただき、混合診療の危険性について、私（本会会長）が約３０分にわたって説明いたしました。

　その後、会員や会員診療所職員が通行中の方々にリーフレットを配布し、署名をお願いました。その際、多くの方々から混合診療についての質問をいただきました。混合診療の問題が報道される機会が増えたためか、今回は前回にも増して市民の関心の高さがうかがえました。この日、１時間半で配布したリーフレットは９５０部、２９０名もの方々から署名をいただきました。

　今我々が混合診療解禁反対、株式会社の医療機関経営容認反対の意思をはっきり表示し、市民一人ひとりにしっかりと説明して理解してもらい、導入反対の世論を作っていかなければ将来に禍根を残すことになると考え、「今こそ我々は行動しなければ」との思いで、今回の街頭活動を実施しました。今後更に導入反対の大きなうねりをつくっていかなければと思っております。

兵庫県川西市医師会
会長　北川　武志