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第3回有床診療所に関する検討委員会 有床診療所療養病床の今後について議論 |
審議は、(1)有床診療所療養病床の今後のあり方について、(2)改正医療法と有床診療所の今後の法制上の運用について、(3)助産師に関する問題について、(4)その他、地域における有床診療所の今後の機能と役割について−であった。 冒頭、竹嶋副会長は、「日医では、療養病床再編の問題について、中医協にデータを提出するなどして修正する努力をしている。医療法21条の問題、助産師の問題など、政治的な要因を含む問題については、関係政治家への働きかけも行っている。療養病床をめぐってはさまざまな動きがあるが、有床診療所の歴史的経緯、固有の役割などから、地域医療の要になることを願っている」とあいさつした。 意見交換は、有床診療所の活性化を目指す議員連盟についての話題から始まり、有床診療所のもつ療養病床の今後について意見が集中した。 |
これらの有床診療所の療養病床に関わる課題については、早期に意見を集約することで、委員の合意が得られた。 このほか、(3)では、医師会側と厚生労働省との打合会の討議の内容などが報告され、助産師が不足している現状に変化がないため、産科から撤退する施設があいついでいることへの危惧が示された。 問い合わせ先:日本医師会地域医療第1課 TEL:03−3946−2121(代) |
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