白クマ
日医白クマ通信 No.551
2006年12月5日(火)


静岡県小笠医師会「小笠医師会講演会を開催」

小笠医師会講演会


 小笠医師会(A会員83名規模)は、11月24日、静岡県掛川市内で、医療制度・介護制度改革に関する小笠医師会講演会を開催した。

 これは去る11月19日に同市内で行われた、柳沢伯夫衆議院議員の厚生労働大臣就任祝賀会に引き続き、武見敬三厚生労働副大臣(参議院議員)を講師に招いて行われたもので、小笠掛川保健・福祉・医療研究会、掛川市介護支援専門員連絡協議会と共催した。

 講演に先立ち、菅沼明人小笠医師会長が挨拶し、柳沢伯夫厚生労働大臣、戸塚進也掛川市長の祝辞(ともに代読)が披露された。

 講演会の演題は以下のとおり。

(1)「医療・介護制度改正の方向性と関係職種に期待される役割について」−介護予防の事例紹介− 
 国立社会保障・人口問題研究所の川越雅弘社会保障応用分析研究部第4室長を講師として、介護、医療制度の改革の問題点と今後の方向性について、松江市の事例を通じての講演が行われた。

(2)「医療制度改革の光と陰」−地域医療の課題−
 武見厚生労働副大臣を講師として、介護保険と医療保険の制度改革の特徴、方向性、今後の明暗を浮き彫りにした講演が行われた。

 最後に、桑波田恵生小笠医師会副会長(静岡県医師会理事)より、謝辞、閉会の辞があり盛会の内に講演会を終了した。出席者は251名。

 引き続き懇談会が行われ、菅沼小笠医師会長の挨拶の後、講演会の実現に尽力された村上作之小笠医師会参与(元静岡県医師会副会長)が乾杯の挨拶。講師を交えて活発な意見交換が行われ、実りある懇談の内、加藤進小笠医師会副会長の挨拶により閉会となった。

 なお、この講演会の模様は、11月27日の静岡新聞朝刊の記事で紹介された。               

(文責:小笠医師会担当理事 加藤 進)

◆問い合わせ先:小笠医師会 TEL:0537-23-4372(代)


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