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日医記者会見 「一部週刊誌の報道」は事実誤認として完全否定 |
問題の週刊誌は、(1)某新聞社の広告局社員が、昨年4月の日医会長選挙の際、唐澤祥人東京都医師会長(当時)の秘書の名刺を持って暗躍、さらに、(2)選挙後、特定の候補を応援した見返りとして、日医から某新聞社への広告出稿を大量に獲得したと報じている。 中川常任理事は、(1)については、事実無根であり、それによって日医の会長選挙の流れが左右されることなど、あり得ないと説明。(2)については、過去5年間の日医から新聞各社への意見広告等の出稿量を確認したが、データ的にもその事実はないと全面的に否定した。 そのうえで、唐澤会長始め日医役員は、「21世紀フォーラム」や「内外情勢調査会」など、報道機関の会合等にも積極的に参加、日医の考える医療制度の行く末を理解していただく努力をしており、特定のメディアに重きを置くことはマイナスにこそなれプラスにはならないとの認識を示した。さらに、低次元であまり触れたくないとしながらも、記事中の、医師会幹部への接待の事実もまったくないと明言した。 法的な手段については、今後、さらに極度の中傷的な記事が出るようであれば、将来、選択肢となる可能性は否定できないとしながらも、現段階では考えていないとした。 最後に、同常任理事は、「現在、イメージアップ戦略を展開中であり、昨年4月以降、メディア全般に対し、行政・政治等、いろいろな場面でできるだけリアルタイムに近いタイミングで、日医としての見解を表明するなどの努力を続けてきたなかで、このような記事によって一般国民の日医に対するネガティブなイメージが強くなることを危惧している」と述べ、「今後も全力で、誤解のないような日医の姿勢を改めて示す努力を重ねていきたい」との考えを強調した。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代) ※唐澤祥人会長の「祥」の字は機種依存文字なので、近い字を使用しております。ご了承ください。
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