白クマ
日医白クマ通信 No.587
2007年2月8日(木)


定例記者会見
「平成18年度子ども予防接種週間について」

飯沼雅朗常任理事


 飯沼雅朗常任理事は、2月7日、日医会館で記者会見を開催し、3月1日(木)から7日(水)までの一週間に実施される「平成18年度子ども予防接種週間」について説明を行った。

 本年度で4回目を迎える「子ども予防接種週間」は、日本医師会・日本小児科医会・厚生労働省の三者が主催となり、通常の診療時間に予防接種を受けにくい子どもたちに対して、予防接種を行うことおよび予防接種の普及・啓発を目的としている。昨年度は全国の約8,000医療機関で約8万人に接種を行い、厚生労働省の「健やか親子21」においても、特筆すべき事業として高く評価されている。

 飯沼常任理事は、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の2回接種導入初年度ということもあり、4月に小学校に入学されるお子さんで、平成18年4月以降、麻しん・風しんの予防接種をまだ受けていない人たちに対し、この週間を利用して、ぜひ受けていただきたいと述べた。また、「子ども予防接種週間」をより多くの国民に周知するために、一般向けポスターを日医全会員に配布し、待合室等への掲示を依頼するとともに、日医ホームページを通じてのPRも行っていると説明。さらに、2月14日発行の朝日新聞において、首都圏で100万部折り込まれる「朝日新聞 be With Kids」を「キッザニア東京()」内で、無料配布し、子どもたちが職業体験をしている間に、両親に読んでもらう準備が進んでいることを発表した。

 最後に、飯沼常任理事は、出席のマスコミ各社に対して、「子ども予防接種週間」の趣旨を理解し、積極的に広報してもらいたいと要請した。

)東京・豊洲にある子どもたちが好きな職業にチャレンジし、仕事の面白さ、社会の仕組みを学ぶテーマパークで、学習的側面が強いため、保護者や学校関係者にも好評の施設。

◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第3課 TEL:03-3946-2121(代)


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