白クマ
日医白クマ通信 No.592
2007年2月15日(木)


AMDAの復興支援事業を支援―日医

 日医では、昨年5月に発生したジャワ中部地震の災害救援を目的として、募金を呼びかけていたが、都道府県・郡市区医師会ならびに一般会員から寄せられた義援金の総額が、66,648,500円に達した。

 これらの義援金についてはこれまで日本赤十字社、AMDA、国境なき医師団日本に対して寄付してきたが、今回新たにAMDAの復興支援事業に対して、15,648,005円を寄付することになり、2月13日開催の第33回常任理事会で報告された。

 AMDAの復興支援事業は、インドネシア共和国ジョグジャカルタ特別州バントゥール県バングンタパン地区の保健センターの建設等を行うというものである。日医が保健センターの建設という具体的な復興支援事業に協力するのは今回が初めてのことであり、唐澤祥人会長も、「会員の方々からの義援金が地域住民に役立つ保健センターという具体的な形となって実現したことは素晴らしい」と感想を述べている。

 保健センターは2月末には完成し、バントゥール県に引き渡される予定であり、3月10日に行われる開所・寄贈式には、日医を代表して石井正三常任理事が出席することになっている(後日に続報)。

 なお、今回の寄付で日医のジャワ中部地震の災害支援活動は終了することになった。

◆問い合わせ先:日本医師会庶務課 TEL:03-3946-2121(代)


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