日医白クマ通信 No.6 2004年10月26日(火) |
今期の諮問は「医療の質とその財源」―医療政策会議 |
日本医師会の三大会議の1つである医療政策会議の初会合が、10月20日、日医会館で行われた。
今期の植松治雄会長からの諮問事項は「医療の質とその財源」であり、議長には前期に引き続き黒川清日本学術会議会長が、副議長には村山博良高知県医師会長がそれぞれ指名された。
議長に指名された黒川氏は、「議論の結果を具体的な政策として提言できればよいと考えている」と述べ、今後の議論に期待感を示した。
議論のなかでは、委員から、医療側が考える医療の質とはどのようなものなのか、また、その質を確保するにはどれくらいのコストがかかるのか具体的に示すことが必要との指摘がなされた。
今後は、二年間にわたって議論を続け、答申を取りまとめることとなる。
女性会員懇談会の初会合開催される |
第1回女性会員懇談会が、10月20日、日医会館で開催された。
冒頭、植松治雄会長は、「今回の執行部は、選挙等の事情で、結果的に女性役員がいなくなった。女性会員の声を会務に反映させ、有能な人材を発掘するため、本懇談会の議論に注目している」とあいさつ。委員長には保坂シゲリ神奈川県横浜市医師会常任理事、副委員長には柳田喜美子宮崎県都城市北諸県郡医師会長が、植松会長から指名された。
担当の伯井・野中・三上各常任理事のあいさつの後、各委員が自己紹介、議事に移った。フリートーキングでは、各委員から、活発な意見が出された。
今後は、月に一回のペースで開催の予定。
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