白クマ
日医白クマ通信 No.619
2007年3月22日(木)


神奈川県大和市医師会
「休日夜間急患診療は、大和市直営方式で受託」

 大和市医師会は大和市から打診されていた平成19年4月からの指定管理者制度での休日夜間急患診療事業受託を拒否、大和市直営方式で受託することで3月5日大和市と合意した。

 指定管理者制度を拒否した理由は同制度は安全かつ応急性をことさら必要とする一次救急医療の分野にはそぐわないというものである。

 これに伴い、大和市医師会事務、大和市医師会立訪問看護ステーションは大和市が建設した新地域医療センターに移転、賃貸で入居することで2年半に及ぶ交渉は終わり、3月16日大和市との間で契約が成立した。

 なお、大和市医師会はすでに本年2月、将来の医師会館建設も視野に入れた土地を新医療センターにほぼ隣接する地区に取得しており、早い時期にまずは訪問看護ステーションを取得した土地に再移転させることを計画している。医師会独自の土地取得は市民の健康を守る上で、大和市と対等な立場で話し合い、議論するためにも必要と考えたものである。

(文責:神奈川県大和市医師会副会長 小林米幸)

◆問い合わせ先:大和市医師会 TEL:046-263-3171


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