日医白クマ通信 No.63 2005年1月26日(水) |
准看護師養成制度は、維持存続 |
青木重孝常任理事は、1月25日の定例記者会見で、(1)准看護師養成制度ならびに(2)外国人看護師受け入れ問題に対する日医の考えを説明した。
(1)については、日医として、准看護師養成制度を維持存続させるという考えに変わりはないことを強調するとともに、今後の方針として
(A) | 公的補助金の増額を、引き続き国に求めていくこと |
(B) | 看護制度ならびに養成のあり方について、医療関係者対策委員会等で改めて検討を行うこと |
(C) | 日医補助金をより効果的なものとするため、配付方法等に |
ついて再考を行うことなどを説明した。
(2)については、日医として、この制度を積極的に支持しているわけではなく、より慎重な対応が求められると考えていると述べるとともに、受け入れが決まった以上は国に対してきっちりとした環境整備を求めていきたいとした。
また、厚生労働省が行っている平成18年から5年間の看護職員の需給見通しの策定作業にも触れ、看護職員が不足しているという現状を正確に示すことが今後、重要になるとの認識を示した。
(この件についての青木常任理事へのインタビューは、日医ニュース2月5日号に掲載予定です)
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