日医白クマ通信 No.65 2005年1月27日(木) |
女性医師問題について活発に議論 |
第3回女性会員懇談会が、1月26日(水)、日医会館で開催された。
伯井俊明常任理事のあいさつの後、保坂シゲリ委員長の司会により、(1)研修期間中の産休の取扱いに関する要望書、(2)休職医師リストのデータベースづくり(ドクターバンクの整備、再研修システム等)、(3)7月開催予定の全国協議会―についての議論が交わされた。
(1)に関して、研修医に対する適切な処遇の確保の一環として、産休(出産前後14週)についての身分保証・復帰後の研修継続の保証をすること、また、産休期間中の日医A2会員(c)としての取扱いのお願い―を目的とした要望書(案)をもとに話し合われた。
(2)については、休職中の医師やリタイアした医師などは非医師会員である可能性が高く、日医がデータベースを作成することには無理があるとしたうえで、大学講座や医会などと連携することにより具体的な活動が可能になるのでは、との意見が出された。
また、(3)の協議会の名称や内容などは、小委員会を設置し、詳細を検討することが決まった。
最後に三上裕司常任理事があいさつし、閉会となった。
次回は「保育」等をテーマに開催する予定。
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