白クマ
日医白クマ通信 No.654
2007年5月16日(水)


中学生が日医に訪問学習

中学生が日医に訪問学習


 愛知県名古屋市立東星中学校2年生の生徒7名が、5月11日、修学旅行における訪問学習として日医会館を訪れた。

 羽生田俊常任理事は歓迎の挨拶に続いて、日医の成り立ちや活動を紹介し、中学生から事前に寄せられていた新型インフルエンザについての質問「どのように分類されているのか」「新型インフルエンザは何種類あるのか」「予防や感染したときの対処法について」などに答えた。

 羽生田常任理事は新型インフルエンザが誕生するまでのウイルス変異の過程、流行の歴史、現在の状況や取組みなども詳しく説明。予防については、手洗いうがいなどに加え、普段から規則正しい生活で感染症に対する抵抗力をつけておくことを強調する一方、自分が感染してしまった場合はマスクをしてウイルスを散らさない配慮も必要だとし、「どこの医療機関に行けばよいのかは、保健所や地区医師会に問い合わせてほしい」と述べた。

 このほか、喫煙が体にもたらす悪影響について、また、メタボリックシンドロームや糖尿病の疾患についても解説し、中学生の今から健康を保つ生活をするよう訴えた。

◆問い合わせ先:日本医師会庶務課 TEL:03-3946-2121(代)


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