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唐澤会長と舛添厚生労働大臣が初会談 |
唐澤会長が、舛添氏の初入閣に祝意を述べたのに対し、舛添厚労大臣は「日医の主張は、自由民主党の参議院政調会長の時代から、何度もレクチャーを受けているので、よく知っている」と語った。 唐澤会長は、「今日、医療崩壊と呼ぶべき事態が進行している。日医も、この難局を打開するために積極的に提言していくので、ぜひとも耳を傾けて欲しい」と要望した。
これに対して舛添厚労大臣は「私一人の力ではどうにもならないが、力を重ねていきたい。今は、消費税を上げることなしに医療費を増やせないか考えている。そのためには、国民の皆さんにも協力をしてもらわないと難しいと思う。たとえば風邪の予防にうがいを徹底するなどの努力である。日医には今後とも定期的に要望を出してもらい、われわれも謙虚に耳を傾けていく姿勢をとっていきたい」と、述べた。
また、九月六日には、同じメンバーが、与謝野馨官房長官、額賀福志郎財務大臣を表敬訪問し、舛添厚労相に対するものと同様の要望を行った。特に額賀財相には、医療費財源の確保を強く訴えた。 |
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