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定例記者会見 「生命保険の書類の書式統一に関する日医の見解」―今村聡常任理事 |
生命保険協会が9月21日に行った、プレス発表で、生命保険不払い問題についての取り組みの一環として、環境整備を行うとし、「医師が書く診断書を標準化し、電子化することを検討中である」といった内容の発表が行われた。 生命保険協会の目的は、診断書の読み違いや、読み落としを避けるためであるが、日医は、勤務医の過重労働の原因の一つとして、本来の医療以外に、民間保険等の診断書を書くことが、大変負担になっていることから、生命保険協会に対して、診断書の書式統一を要望していた。 同常任理事は、このような背景からも、今回の標準化は望ましいものだとした。 また、同常任理事は、同様の診断書作成ソフトウェアを利用している病院では、勤務医の負担が軽減され、作成時間が短縮されたという報告も受けているとし、今後、日本損害保険協会など、関連する業界とも連携をとりながら、医療機関に負担のない形で、診断書作成のソフトウェアの普及を要望した。 ◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03-3946-2121(代) ◇定例記者会見資料はこちらから
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