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滋賀県医師会 滋賀県医師会県民公開講座を開催 「メタボってなぁに?−あなたは大丈夫!?−」 |
滋賀県医師会は、京都新聞滋賀本社との共催で、来たる11月18日(日)午後2時から大津駅前の滋賀ビルにて上記県民公開講座を開催する。
滋賀県医師会は、毎年秋に県医師会医学会総会を開催していた。ところがメタボリック症候群はメタボとして世間の流行語になったが、一般市民のこの症候群への正確な知識はまことに乏しい。そこで県医師会は医師会の公益性の立場から、例年の医学会総会を県民公開講座にふりかえて、県民に対して本症候群の啓発事業を行うことにした。
したがって本講座のプログラムは県民の視点から構成されている。来会者に対して、まず身長、体重、腹囲、血糖値、血圧などの測定を行う。午後2時開会後に、来年4月から実施される「特定健診・特定保健指導」について県民の立場からのQ&A形式で解説を行い、ついで参加者は自らの測定値を参照しながら、「あなたのメタボ度は」と題する解説を滋賀医大准教授前川先生が行う。
これらの準備を行ってから本症候群の泰斗であり、現住友病院長松澤佑次先生の「メタボリックシンドロームと内臓脂肪」と題するご講演を伺う。このご講演の後半でも素朴な県民の立場からのQ&Aが予定されている。
ご講演後に、メタボにならない食生活の一例として、草津総合病院管理栄養士小澤恵子先生から提供される一日3食分の実際の食事が展示され、最後にびわこ成蹊スポーツ大学教授高橋正行先生からメタボを防ぐ運動指導が実演つきで行われることになっている。
上記のように、この県民公開講座は極めて実践的なものであり、参加者にとってメタボリックシンドロームを身近に正確に理解するきっかけになって欲しいと願っている。
滋賀県医師会県民公開講座
テーマ「メタボってなぁに?−あなたは大丈夫!?−」
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