日医白クマ通信 No.80 2005年3月14日（月）

第３回自浄作用活性化委員会開催

　自浄作用活性化委員会（委員長：石川育成岩手県医師会長）は、３月11日、日医会館で第３回の会議を開催した。

　石川委員長の司会で開会。

　はじめに、米田委員より提案の「医師の職業規則」を新たに設けることについて協議が行われ、その必要性を認めながらも、現在の『医師の職業倫理指針』を活用する方向で検討を進めればよいのではないか、本委員会をしては会長諮問に則り、医師会自浄作用活性化の基本方針とその具体化に特化して検討を行っていくべきだ、との意見が大勢を占めた。

　次いで、医師会自浄作用活性化の基本方針についてフリーディスカッションが行われ、都道府県医師会・郡市区医師会向けの自浄作用活性化のためのハンドブックを作成し、周知していくことが確認された。そのなかで、日医と都道府県・郡市区医師会の連携の重要性が確認されるとともに、実際に不正行為が起こった時の取扱い（作業手順）などについて活発な意見交換がなされた。また、ハンドブック作成の早急な決着を目指し、次回の委員会までに、ハンドブックに関する具体的な意見の提出を各委員に求め、閉会した。

　次回は、４月中の開催を予定。