日医白クマ通信 No.82 2005年3月18日(金) |
平成16年度都道府県医師会情報システム担当理事連絡協議会
TV会議システムの導入等について議論 |
去る3月17日、日医小講堂で、平成16年度都道府県医師会情報システム担当理事連絡協議会が開催された。
冒頭、植松治雄会長はあいさつのなかで、「日医は医療分野の情報化をめざし、都道府県医師会の協力の下、インターネットを手段とする『医師会総合情報ネットワーク』構築を推進してきた。今後も、一層の情報化推進を継続していきたい」との考えを示した。
次いで、議事3題に移った。はじめに、森洋一IT問題検討委員会委員長が、医療施設ホームページのあり方について説明し、「当面は、日医がガイドラインを策定し、その遵守を各医療機関に働きかけることが適切である」と述べ、それには都道府県・郡市区医師会レベルでの対応が必要になるとの考えを示した。
次に、松原謙二常任理事より、TV会議システム導入についての経緯などが説明され、その後、システムのデモンストレーションが行われた。そのなかで、システムの特色や機能の概要が説明されたほか、9月の運用開始にむけたシステム導入までのスケジュール(予定)が確認された。
引き続き、松原常任理事は、ORCAプロジェクトの現状などについて説明を行い、改めて「日レセ」導入への検討を要請した。
それぞれの議題の後には、活発な質疑応答が行われ、特にTV会議システムの導入については、セキュリティの問題など、具体的な質問が多数寄せられた。最後に、松原常任理事の総括を経て、閉会した。
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