第４回広報戦略会議が、３月17日、日医会館で開催された。

　まず、マスコミの誤報等に関する対応について、協議が行われた。

　次に、協議事項「医師会における危機管理」に関しては、「危機は、刻々と様相が変わり、当事者は甘く見るが、社会の物差しで、ヒアリング調査等で評価しつつ具体策を」といった意見や、医師会における危機を「(1)医師会に対する中傷・誹謗が起きた場合(2)医師会として受け入れがたい社会的要請がされた場合(3)団体としてのスキャンダルが起きた場合(4)医師会のキーパーソンが倫理的な問題を起こした場合」のように分類して考えたほうが良いなどの意見も出され、今後、今回発足した危機管理広報に関するマニュアル作成のための小委員会（委員４名）で検討していく。

　また、「医師会のイメージアップ」に関しても、予定時間をオーバーするほど熱い議論が続いたが、これについては、委員から出された"日医のイメージアップ戦略を考えるためのメモ"を基に、次回（５月19日開催）から、本格的に協議していくこととなった。