白クマ
日医白クマ通信 No.917
2008年5月26日(月)


中学生が日医に訪問学習

訪問学習の様子


 岐阜県郡上市立白鳥中学校の3年生の生徒8名が、5月23日、訪問学習で日医会館を訪れた。日医からは、羽生田俊常任理事が出席。

 羽生田常任理事は、歓迎のあいさつの後、日医の成り立ちや活動、学校保健の課題などを紹介。近々の対応として、ミャンマー連邦で発生したサイクロンおよび中国大地震の状況と、日医からの支援について説明した。

 つづいて、中学生からの質問、「信頼される医師」「医師のやりがい」「今の医療現場の状況」「田舎と都会の医療の違い」「理想の看護師」「スポーツ医療」「新しい医療技術や、薬品の開発」等に対して、羽生田常任理事が回答した。

 羽生田常任理事は、「信頼される医師」について、「医師が医療を提供するにあたり、患者と一緒になって治すという気持ちが重要」と回答。

 日本の医療制度の紹介として、医師法から、「診療に従事する医師は、診療治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない」という、医師の応招義務を紹介した。さらに、現在の患者・保護者の受療行動の変化(一例として救急病院のコンビニ化等)を取り上げ、救急医療を守るには、地域住民の理解と協力も必要であることを述べた。


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