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| 日本医師会・四病院団体協議会懇談会（６月25日） 「ＤＰＣ」、「療養病床再編」等をめぐり意見交換 |
日医からは唐澤祥人会長、竹嶋康弘副会長、藤原淳・内田健夫・三上裕司・中川俊男各常任理事が、四病協側からは山本修三日本病院会会長、豊田堯日本医療法人協会会長、鮫島健日本精神科病院協会会長、西澤寛俊全日本病院協会会長らが出席した。 冒頭、あいさつに立った唐澤会長は、厚生労働省「安心と希望の医療確保ビジョン」、経済財政諮問会議の「経済財政改革の基本方針2008（原案）」、社会保障国民会議の「中間報告」など取りまとめられたが、これら山積する問題に対応するため、本懇談会は非常に大切な会であると考えていると述べた。 当日の協議の議題は、(1)ＤＰＣ、(2)療養病床再編問題、(3)その他―についてであった。 (1)では、６月11日に日医定例記者会見で示した資料「ＤＰＣについての日医の見解」を用いて、三上常任理事が説明し、「出来高払いとＤＰＣの詳細な情報や、データの比較が必要ではないか」と述べた。 議論の中で、「ＤＰＣ病院では、モラルハザードが起きやすいのでは」などの意見が挙がり、継続して検討することになった。 (2)では、介護療養型老人保健施設の創設を受け、医療療養病棟等の評価にかかる見直し等について三上常任理事より説明があった。 医療区分・ＡＤＬ区分による評価方法の正当性について議論となり、「『慢性期入院医療の包括評価分科会』等での再検討が必要ではないか」「介護療養病床と医療療養病床の区別を明らかにしないと正当に評価されないのではないか」など、いかに正当な評価を受けるかが議論された。 そのほか「平成19年介護事業経営概況調査結果」「地域での社会的入院者の扱い」などについて議論された。 ◆問い合わせ先：日本医師会地域医療第一課 TEL：03-3946-2121(代) |
